昨日は、私がずっと心待ちにしていた劇団四季の「異国の丘」松山公演の日であった。地方といっても、こういう公演はちゃんとあるから、以前と変わらない暮らしが出来るのがいいと思って、引越しを決心できたというのがある。
今回は、席は前から2列目でちょうど真ん中あたりのよい席を予約できていたので、ほんとーに楽しみだった。
開演15分前くらいに席に着いた。ステージと座席の間隔がすごい近い。東京の専用劇場より近い。うわーと興奮した瞬間、ふとあることに気が付いた。
「あれ?オーケストラは?」
普段ならオーケストラは、ステージの下にいるはずなのだが、楽器の音も聞こえてこないし、人がいる気配もない・・。ダンナが、
「あんなの専用の劇場じゃなきゃできるわけないじゃん!」
と言われて、固まる・・・(-_-
これまで、7回くらい四季を見に来ているが、そういや地方公演を見るのははじめて。
地方公演って・・・そういう違いがあったのか・・。
それでも、実は後ろで演奏するんじゃないかとヘンな期待を持ちながら開演。
でもやっぱり音楽は、ステージ横の大きなスピーカから聞こえてきた(;_;)
第一幕終わるころには、すっかりそんなことも忘れていたけれど。
「異国の丘」という演目は、シベリア抑留で命を落とした人の話だから、ずっと暗いシベリアの話で終わるのかなーと思ったら、主人公が若いころニューヨークに留学していたときの回想シーンを織り交ぜ、華やかなダンスや衣装もあって、十分に楽しめた。
おまけに、キャストもよかった。地方だからといって手は抜かれていない。
主役の九重秀隆を演じていたのは、下村尊則さん。
どっかで見たことあるなーと思っていたら、そういえばライオンキングでスカーおじさんを演じていた人だ。
ヒロインの宋愛玲は、佐渡寧子さん。
私の好きな「オペラ座の怪人」でクリスティーヌ役をやっていた人で、今までこの人に当たったことがなく、今回やっと初めて聞けるのでテンションが上がった^^
ただ。
この演目は歌が少ないように感じた。私は歌づくしのミュージカルのほうが好きなので。
もっと、出演者の美声を聞きた~い!!
あー、楽しみにしていたことが終わってしまって悲しい(;_;)
これから一体何を楽しみにしていけばいいのか・・。
早く、また地方公演ないかなぁ・・。
それとも11月はバースデイ割引が効くから日帰りで東京か大阪に行ってこようか!?